今年の3月に塾を開業しました。
まだまだ開業したばかりですが、生徒も徐々に集まりだし、「これから頑張るぞ!」と決意した矢先にこのトラブルが起きました。
以前から塾講師はしていましたが、今回一念発起して独立しました。
もちろん、最初から生徒が沢山集まるわけではないので、ダブルワークなどの経済的な負担は覚悟しています。
そこへ独立したことを聞いた現在のPTA会長から「今年、PTAの役員をやってもらい、来年はPTA会長になってほしい」と依頼されました。
理由は「塾の先生は昼間は、時間があるだろうから」さらに「独立して自営なら融通が利くでしょ」とのことでした。
確かに授業は夕方からですが、塾の経営には、昼間に事務処理やテキスト作成、さらに独立してまだスタッフを雇う余裕はないので、掃除などの雑用も全部一人でしています。
だから昼間も暇なわけではありませんし、ダブルワークもしなければならないので時間もあまりありません。
そこで事情を話し、お断りさせてくだささいと伝えました。
それからしばらくして子供が学校から泣いて帰ってきました。
友達から「お父さんの塾は熱心に教えてくれない」と言われたというのです。
要するに自分がPTA会長を辞退したということは、教育に熱心じゃないと捉えられたようです。
その勘違いもショックでしたが、何より子供から、その噂を聞くのがショックでした。
幸い塾を開業している地区は、子供の通う小学校の地区ではないので、すぐに経営に悪影響が出るわけではありませんが、将来的にはこの地区にも教室を開きたいと思っていたので困っています。
相手も会長をしてくれる人を探すのに苦労しているのは分かりますが、変な言いがかりで子供にまで影響が及ぶのは、さすがに困りました。
一応、人づてに塾が軌道に乗ったら会長をやっても良い旨を伝えてもらいました。
これ以上問題が起こらないことを祈っています。