日本的心遣いの特徴的な物の一つが仕事上で取引先へ出向く際に持参する手みやげではないでしょうか?
数年前まで、秘書としてサポート的な業務を行っていたため、その頃は特に手土産を準備する機会が多く、どんな物を用意すれば良いか、頭を悩ませる事も多かったです。
上司が取引先へ向かう際、先方の所在地を確認してから準備を始めます。
地元企業へ出向く場合は、地元の銘菓というわけにもいかず(既に何度も召し上がられている場合が多いと思いますので)、周りで評判のいいお菓子を選ぶ事を心がけていました。
逆に県外、遠方へ出向く場合ですと、地元の銘菓が好まれる場合が多いですし、そういった物の方が喜ばれますので、有名どころの一品を選ぶ事が多かったです。
渡す相手は、取引先の研究機関が主で、具体的には菓匠三全の「萩の月」をお渡し致しました。
数も多すぎても少なすぎても失礼にあたると思いますので、20個入りで化粧箱に入っている3,600円の物を購入する事が多かったです。
萩の月は、美味しいのはもちろん、一つずつ化粧箱に入っているので、後々、配りやすいかな?と思ったのも選んだ理由の一つです。
また、遠方の取引先では、名の知れた「萩の月」をお持ちすると、皆さんに喜ばれる事が多かったです。
手土産をお渡しする際のマナーとしては、袋から出して渡す事、渡すタイミングは、最初に挨拶した直後を心がけていました。